「代わりすぎ」中田浩二ＦＤが指摘する鹿島の現状 鬼木達監督を「中長期的」にサポート

取材に応じた鹿島の中田浩二ＦＤ

　Ｊ１鹿島の強化責任者を務める中田浩二フットボールダイレクター（ＦＤ）が１１日、茨城・鹿嶋市内で取材に応じ、鬼木達・新監督（５０）の長期政権を目指すことを約束した。

　昨年１０月にＦＤ就任後、初めて開幕を迎える。９季ぶりのＪ１制覇を目指し「新しいアントラーズをつくっていく」と掲げた。実現には時間も必要で「（鬼木監督に）中長期的に託して戦っていく」と明言。「全てがうまくいくわけではないと思うので、僕らも我慢するところは我慢しながらやっていく」と力を込めた。

　鹿島は２０２０～２４年の５シーズンで６人が監督を務めている。「（監督が）代わりすぎだなと。選手にとっても良くない。そうならないように、鬼木監督をしっかりサポートしていく」と中田ＦＤ。自身がプロ１年目だった１９９８年に鹿島でともにプレーした先輩を支えていく。（岡島　智哉）