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桐朋・森井翔太郎、アスレチックスとの交渉で「一番響いたのは心の部分」「そういうところも見ているのかな、と」一問一答

スポーツ報知 / 2025年2月11日 20時50分

会見で活躍を誓った桐朋・森井翔太郎(カメラ・頓所 美代子)

 米大リーグのアスレチックスとマイナー契約を結んだ、桐朋(東京)の森井翔太郎内野手(18)が11日、東京・国立市内の同校で記者会見に臨んだ。

 偏差値71の難関進学校で小中高と学んだ秀才。米9球団のオファーから絞り込み、アスレチックス入りを決断した。高校通算45本塁打で、投手としても最速153キロの大器は、米国でも二刀流に挑戦する。

 主な一問一答は下記の通り。

 -今の率直な思いは。

 「小さい頃からの夢でしたし、メジャーリーグの球団と契約できるということは自分にとってもうれしいこと。自分が見ていた世界(メジャー)に今すぐ行けるというわけではないですけど、一個一個自分のやるべきことをしっかりやっていきたいなと思います」

 -9球団の中からアスレチックスを選んだ理由は?

 「二刀流で高く評価していただいたということと、若手の選手を使っていく方針があるので、自分にもチャンスがあるかなと強く感じた。最終的にはそういうものが大きかった」

 -直接メジャーの決断に至るまで、どういったものが判断材料になったか。

 「難しい決断だったが、アスレチックスの方が丁寧に説明して下さり、早いうちから米国に行って慣れた方がメジャーに上がった時、すぐに活躍できるんじゃないかという考えがあった。生活や食に慣れるためにも、早いうちから行った方がいいと感じた」

 -交渉で響いた言葉は?

 「野球の部分を高く評価してくれてありがたいと思ったが、一番響いたのは心の部分。自信だったり落ち着きがあると言って下さって、そこもすごい評価してくれた。そういうところも見ているのかな、とすごく感じた」

 -いつかメジャーで対戦したい選手、打者目線と投手目線では?

 「打者目線だとデグロム投手(レンジャーズ)、投手目線だとデラクルス選手(レッズ)です。自分が目指している選手なので」

 ◆森井 翔太郎(もりい・しょうたろう)2006年12月15日、東京・府中市生まれ。18歳。桐朋小1年時に住吉ビクトリーで野球を始め、2年時から武蔵府中リトルに所属、4、5年時に全国V。6年時にライオンズジュニア選出。桐朋中では練馬北シニアに在籍後、1年秋から同校軟式野球部でプレー。桐朋では1年夏から三塁のレギュラー。2年秋から遊撃手。184センチ、89キロ。右投左打。

 ◆アスレチックス ア・リーグ創設の1901年、フィラデルフィアで誕生。55年にカンザスシティー、68年にオークランドに移転。今季から3年間はサクラメントの球場を使い、28年にはラスベガスに新球場が開場予定。72年からの3年連続ワールドシリーズ制覇など9度の世界一。日本人選手は2005年藪、10年岩村、11年松井秀、13年岡島、23年藤浪が所属。20年からは冨岡聖平投手がマイナー契約で在籍。23年には借金62で最下位に沈むなど直近4年はポストシーズン進出なし。

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