地域2冠王者・永田大士が逆転KO防衛 初回ダウンも「ここで負けて帰ったら妻と息子に殺されると…」
スポーツ報知 / 2025年2月11日 22時8分
◆プロボクシング ▽東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・スーパーライト級(63・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇永田大士(8回TKO)星大翔●(2月11日、東京・東京・後楽園ホール)
東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・スーパーライト級タイトルマッチで、2冠王者・永田大士(35)=三迫=が挑戦者の星大翔(26)=DANGAN=を8回TKOで下して2度目の防衛に成功した。
逆転KOで2本のベルトを死守した。永田は初回、右フックを浴びてダウンを喫し「効いたというよりバランスが保てなかった」。しかし、加藤健太トレーナーの指示を冷静に受け止めた。「信頼できるトレーナーがついてくれていたので、根拠のない自信があった」。2回以降は体の強さを生かしてプレッシャーをかけ続け、しつこく接近戦で反撃。7回終了時に加藤トレーナーから「まとめてこい」と指示が出た直後の8回、ロープに詰めて連打をたたみかけたところでレフェリーが試合をストップした。
試合後のリング上では、初回のダウンを振り返り「ここで負けて帰ったら妻と息子に殺されると思った。トレーナーの指示がだれよりも信頼できる。三迫ジムで良かった。勝てたのは三迫でやってきた練習のおかげです」と話すと、「昨年7月に第1子の息子が生まれました」と報告。妻と長男をリングに上げ、笑顔を見せた。家族をリングに上げるかどうかは「最後の最後まで迷っていた」というが、「息子と自分の人生は別だが、お世話になった人も応援に来てくれているので」と決断した理由を明かした。
さらにリング上では「次、日本ではなく国外へ飛び立てるよう精進します」と海外進出も宣言した。三迫貴志会長は「海外も含めていろんな相手を考えていきたい。ひとまず2冠を防衛できたことは評価できるが、もっと練習してもらわないと。練習あるのみです」とコメント。これを聞いた永田は「休んでられないですね。練習します」と決意を新たにしていた。
戦績は、永田が25戦21勝(7KO)3敗2分け。星は14戦7勝(3KO)4敗4分け。
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