岡田准一、初プロデューサー作に手応え ロケハンも帯同「渋谷駅集合でみんなでバスで…」

「Netflix」のラインアップ発表会「Next　on　Netflix　２０２５」に出席した（左から）Netflixの高橋信一エグゼクティブ・プロデューサー、岡田准一、藤井道人監督

　俳優の岡田准一が１２日、都内で配信サービス「Ｎｅｔｆｌｉｘ」のラインアップ発表会「Ｎｅｘｔ　ｏｎ　Ｎｅｔｆｌｉｘ　２０２５」に出席した。

　岡田は１１月配信予定のＮｅｔｆｌｉｘシリーズ「イクサガミ」（藤井道人監督）で主演だけでなくプロデューサー・アクションプランナーを兼任。今村翔吾氏による同名小説の実写化で、命をかけた侍たちのバトルが描かれる。藤井監督とともに登壇した岡田は「自分がプロデューサーに入る意義っていうのは、普段だと止められてしまうようなアクションも『岡田がやりたいと言っている』と自分が入れば作れる。世界に『日本産です』と誇れるものを作る時にはムチャしないといけない。それでＰ（プロデューサー）に入らせてもらった。みんなで戦い抜いてものづくりの醍醐味を味わった」と手応えを明かした。

　岡田は裏方として衣装や武器のチョイス、俳優のトレーニング、３００人の出演者が一堂に会する殺陣のシーンのコーディネートやロケハンにも参加。藤井監督は「みんな岡田さんのありがたみを忘れていく。僕らと一緒に渋谷駅に放り出されて…」と苦笑い。岡田は「渋谷駅集合でみんなでバスに乗って一緒にロケハンに。主演のときはいい新幹線の席に乗らせていただくのですが、プロデューサーのときは普通の席で」と振り返った。

　現在４４歳の岡田は「１４歳でデビューして、３０年でプロデューサーとかもやり出そうと決めていたので、そういう意味でもいいタイミングだった」と感無量。「メイド・イン・ジャパンの時代劇が世界に届いてカッコいいと思ってもらうのが自分のテーマ」と世界規模の時代劇を日本から送り出すことを誓っていた。