【中日】先発の福田幸之介が初回先頭から３連発被弾 井上一樹監督「ちょっとやられすぎ」２４安打１６失点の大敗

１回無死、松尾汐恩（左）に左越えソロ本塁打を許し、肩を落とす投手・福田幸之介　（カメラ・馬場　秀則）

◆練習試合　中日５―１６ＤｅＮＡ（１２日・読谷）

　中日の２年目・福田幸之介投手が先発して、３回１０安打７失点。初回から３者連続本塁打を許すなど、大きく崩れた。

　初回、度会に真ん中直球を右翼席へ運ばれる先制ソロを許した。２番・森敬にも内角低めを右翼席に運ばれ、続く松尾にも左翼席への一発を浴びて、わずか５球で３失点。３回には、梶原の中堅への適時二塁打などで４点を失った。

　この日、２軍の練習試合を視察した井上一樹監督は「ＤｅＮＡ打線が振れているなと思いながらも、ちょっとやられすぎかな」と苦笑い。「福田は自信家なので、『そんな簡単にはいかないんだぞ』ってのを知らしめさせる、いい機会になった」と、成長途中の左腕にリベンジを期待した。

　２軍は、今季初の練習試合だったが、チームは２４安打１６失点と大敗。２番手・羽生も５失点、３番手・石川翔が２失点、根尾、菊田も１失点と、投手陣がいずれも失点し、課題を残した。