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バスケ男子日本代表ホーバス監督、八村塁の協会批判「残念」 初めて言及「あれは彼の意見」

スポーツ報知 / 2025年2月13日 6時40分

報道陣の質問に答える日本代表・ホーバス監督(カメラ・小泉 洋樹)

 バスケットボール男子日本代表のトム・ホーバス監督(58)が12日、NBAレイカーズの八村塁(27)が日本バスケットボール協会(JBA)や日本代表の在り方に疑問を呈したことを受け、初めて言及した。すでに出場権を獲得しているアジア杯予選(20日中国、23日モンゴル)に向けた代表合宿を公開後、取材に対応し、「残念」と口を開いた。

 八村とは騒動後は「話していません」とし、「間違えたくないから」と断った上で、英語で「皆にそれぞれの意見がある。あれは彼の意見」と言葉少なに語った。そして最後にまた「残念」と日本語でつぶやいた。

 八村は昨年11月14日(日本時間)の試合後、パリ五輪でのJBAの対応などを批判。同20日にJBAの渡辺信治事務総長が「発言を重く受け止めている」と話したが、同24日にもJBAに対し「プレーヤーファーストの精神が見られない」と再度、苦言を発した。その後、ホーバス監督の続投が決まると「練習のやり方、ミーティングも世界レベルではないのでは」とも発言。ホーバス監督はこれまで騒動に対し、言及してこなかったが、八村が今後どう反応するかが注目される。

 ◆八村の発言を巡る経過(日付は日本時間)

 ▽24年11月14日 八村がJBAの姿勢を「お金の目的があるような気がする」と批判。コーチ人事に関しても疑問を呈した。

 ▽同16か17日 JBAが八村の代理人と約1時間、オンラインで対話。

 ▽同20日 日本協会の渡辺信治事務総長が取材対応。八村が不満を持った一例として、7月の強化試合の欠場が事前に決まっていたにもかかわらず、JBAの発表が試合直前だったことを挙げ、「商業目的のために引っ張った意図はなかったが、ミスコミュニケーションがあった」などと説明。

 ▽同24日 八村は改めて「プレーヤーファースト(選手第一)の精神が見られない」などとJBAを批判。「本当に日本のバスケのためを思って言っている」と強調し、代表のあり方についても苦言を呈した。

 ▽同25日 JBAが「『ホーバス体制にてロス五輪を目指す方針』に変更はない」とコメント。

 ▽同28日 パリ五輪代表の渡辺雄太(30)=千葉J=が八村と男子代表のホーバス監督の関係性の内情や自身の思いを約15分半にわたって激白。「悪者は一人もいない」と訴えた。

 ▽同30日 JBAの三屋裕子会長(66)が取材に応じ、海外でプレーする選手の窓口となる担当者を置く方針と、ホーバス監督の続投を強調した。

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