【京都記念】昨年の2冠牝馬に死角なし 3か月の休養で馬体パワーアップ!今春ドバイ遠征へ夢膨らむ
スポーツ報知 / 2025年2月13日 6時0分
◆京都記念追い切り(2月12日・美浦トレセン)
第118回京都記念・G2(16日、京都)の追い切りが12日、東西トレセンで行われた。チェルヴィニアは美浦・Wコースで3頭併せ。関西への輸送を控えるなかでも、しっかり負荷をかけられパワフルな伸びを披露した。今春にドバイ遠征を予定している昨年の最優秀3歳牝馬が、陣営の思惑通りにメニューを消化。4歳シーズンV発進へ死角は見当たらない。
態勢は整った。昨年の2冠牝馬チェルヴィニアは朝一番に美浦・Wコース入りして、クライスレリアーナ(3歳1勝クラス)を1馬身追走し、ハーバードスクエア(3歳未勝利)には2馬身半先行。直線は2頭の間に入ると、両サイドからプレッシャーを受けながらも最後まで脚を伸ばし、5ハロン69秒0(6ハロン85秒2)―12秒0で併入した。
週末に京都への長距離輸送を控えていたが、最終追い切りを手控えることはしなかった。太田助手は「先週末の時点でいいところまで仕上がってはいたのですが、まだ気持ちにも体にも余裕がありましたし、今年初戦ということで最後までしっかりやろうということで(併せ馬の)真ん中に入れました」と説明。攻めの調教を課されても難なくこなせるあたり、やはり並の牝馬ではない。
前走のジャパンCは4着。「走り切れない展開だった」と太田助手が振り返ったとおり、1000メートル通過が62秒2の超スローペースで道中はやや力みがあった。直線も歴戦の古馬を相手に究極の瞬発力勝負となって分が悪かったが、勝ち馬ドウデュースとの差は0秒4。現4歳世代でトップクラスの力があるのは間違いない。
約3か月の休養で馬体はパワーアップ。現状は前走時より15~20キロ増で推移している。「輸送でどれくらい減るかですが、成長分もあるし、背も少し伸びていてボリューム感が出てきました」と太田助手。すでにドバイ・シーマクラシック(4月5日、メイダン)への招待を受諾済み。今年初戦でしっかり結果を出し、海外G1制覇への足がかりにする。(西山 智昭)
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