千歳スピードスケート少年団 五輪代表も輩出した名門でプライド胸に自己ベスト更新に挑戦中…みんなでやろう‼トライ報知
スポーツ報知 / 2025年2月13日 7時5分
スケートの盛んな十勝や道東勢に負けじと、「千歳スピードスケート少年団」が道央をけん引する強豪として存在感を見せている。過去に五輪代表も輩出している名門チーム。70年もの伝統を積み重ね、選手はプライドを胸に自己ベスト更新に挑戦中だ。
1955年の千歳スケート協会設立と同時に発足した千歳スピードスケート少年団。70年の歴史を積み重ねてきた道央のフロントランナーは、今季も濱頭真菜さん、丹波祢寧さん(ともに中3)が全国中学出場を果たすなど存在感を見せている。メンバーは小中学生18人。暖冬の影響で市内のリンクを使える日は少なく、苫小牧や恵庭などに通っての練習が続くが、自己ベスト更新など好結果が相次いでいる。
夏の練習を乗り越えて、冬の開花がある。例えば毎年7月には、丘陵地の急斜面で200メートルを駆け上がる合計10往復の過酷トレ。工藤幸司コーチ(35)は「メンタルも鍛えられ、これをクリアすると大きな自信がつく」と話す。
10年バンクーバー五輪女子団体パシュート銀メダルの穂積雅子さんをはじめ、伝統の練習をベースにしてチームからは多くの選手が世界へと羽ばたいた。昨季は広瀬勇太さん(高崎健康福祉大)が世界ジュニア500メートルで銀メダルを獲得、さらに日本ジュニア記録も更新した。偉大な先輩を追うように、次々と有力選手が育っている。
菊地真充くん(小5)は今月の全日本ノービス札幌大会で短距離2冠に輝いた。父・圭尚さんは競輪選手で活躍しており、「スケートで五輪に出て、将来は競輪選手になりたい」と夢を膨らませる。武田梓沙さん(小6)は陸上との二刀流。本格的にスケートを始めて2年だが、動画で滑りを研究するなどして自己ベストを塗り替え続け「今季中にもっとタイムを縮めたい」。22、23日の「くしろファイナル競技会」で打倒十勝・道東勢に挑む。
(石井 睦)
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