「フジテレビの社員の方、取材をしたんです」…「モーニングショー」で玉川徹氏が「フジテレビ」社員の思いを伝える

渦中のフジテレビ

　テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜・午前８時）は１３日、元タレントの中居正広氏の女性トラブルに社員が関わっていたと報じられたことに端を発する一連のフジテレビを巡る問題を特集した。

　ＣＭ放映の見合わせなどで親会社「フジ・メディア・ホールディングス」の最終利益が大幅に減少する見込みとなっていることから４月以降の番組制作についてボードを使って出演者が議論。その中で１月３０日に番組作りに携わる制作会社などが加盟する団体「全日本テレビ番組製作社連盟」がフジテレビに「番組終了や発注キャンセルが即倒産につながるケースも容易に想定できます」として予算の確保などを求める要望書を提出したことを報じた。

　コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「今回、フジテレビの社員の方、取材をしたんですけど」と切り出し「今後どうですか？どういうふうに見てますか？と聞いたらですね、年内に何とかＣＭが復活できればというような」と明かした。

　その上で「話をうかがってみると、ひとつは前の会長の嘉納（修治）さんがお金あるから大丈夫って社員説明会で語っているんですね。そういう部分があるので耐えられるというところがひとつ。春とか夏とか復帰できる甘い状況じゃないと社員の方たちは考えている」と明かした。

　さらに「第三者委員会で出てくる内容によっては、３月に結果出ました。４月に役員が総退陣しますっていうことになっても内容によってはそれだけで済まない可能性もあるってことなので。相当危機感もっているという感じではありました」とコメントしていた。

　司会の羽鳥慎一アナウンサーから「士気というか気持ちはどうなんですか？」と聞かれ玉川氏は「みなさん言うらしいですけど下がるところまで下がっているから、ここからは、上がるしかない。そのためには経営陣には退いてほしいという感覚をみなさん持っているみたいです」と明かした。