「エレンの部屋」司会者エレン・デジェネレス、人気の理由は?

ハリウッドニュース / 2012年4月1日 12時5分

ブラッド・ピットとハリケーン・カトリーナの被災地を訪問するエレン・デジェネレス (c)Hollywood News

日本でも放送が開始された米人気トーク番組「エレンの部屋(エレン・デジェネレス・ショー)」。その人気の理由は、司会者である女優・コメディアンのエレン・デジェネレスの人気につきるだろう。彼女はなぜ支持され、愛されるのだろうか?

現在9シーズン目を迎えている「エレンの部屋」は、2003年の9月に放送が開始された。同番組が、お昼の番組のスタッフや俳優を表彰する「デイタイム・エミー賞」で累計37部門を受賞し、1エピソードにつき平均約274万人もの視聴者を得ている。

ルイジアナ州で生まれたエレンは、スタンダップ・コメディアンとしてそのキャリアをスタートさせた。ニューオーリンズのコメディークラブで芸を披露していた彼女は、1982年にテレビでその活動を紹介されたことから、注目を浴びるようになる。その後、ロサンゼルスに移住した彼女は、「OpenHouse」や「Laurie Hill」などのシチュエーション・コメディー番組に出演した。

そして、彼女は1994年から1998年まで続いたシチュエーション・コメディー番組「エレン」に主演し、その人気を確固たるものにする。1997年の2月に、エレンはトーク番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」に出演し、自身が同性愛者であるということをカミングアウトし、同時に「エレン」で彼女が演じていたキャラクターも同性愛者であるということを劇中で公にしたことから、話題を呼んだ。

こうしてお茶の間の人気者になったエレンは2003年の9月に、トーク番組「エレンの部屋」を始めた。ハッピーな性格の持ち主であるエレンは、番組の始めやコマーシャル休憩に、観客と共に歌って踊るということをするようになり、それは今でも続いている。さらに番組内で観客に豪華なプレゼントを贈ることでも知られており、人に優しい彼女の人柄が全面に出た番組作りを進めていることがうかがえる。番組に出演するセレブたちも、そんなフレンドリーなエレンの前では、リラックスをして本音を語れるようである。

「フォーブス」誌が選出する「最もパワフルな女性100人」や、「タイム」誌の「最も影響力のある100人」に選ばれたことがあるエレンは、過去にアカデミー賞やグラミー賞、エミー賞で司会を務めた経験の持ち主である。彼女は、アメリカ同時多発テロ事件が起こった直後に開催された2001年のエミー賞の司会を務め、笑いと心をこめた感動をバランス良く提供し、高い評価を受けた。

彼女は、ハリケーン・カトリーナがアメリカの南東部を襲った2005年にも、エミー賞の司会を務めている。アメリカ人にとって、笑わせるだけでなく、社会問題にも真摯(しんし)に取り組む姿勢を見せる彼女は、とても信頼できる存在になっているのだろう。

人々を笑わせそして安心させる、エレンの屈託のない笑顔は、これからアメリカだけでなく日本の視聴者も魅了することになるにちがいない。【村井 ユーヤ】

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