イーサン・ホーク、出演する作品はリンクレイター監督に相談?

ハリウッドニュース / 2014年11月8日 18時0分

『6才のボクが、大人になるまで。』で父親役を演じたイーサン・ホーク (c)2014 boyhood inc./ifc productions i, L.L.c. aLL rights reserved.

『恋人までの距離(ディスタンス)』から始まるビフォア・シリーズで知られるリチャード・リンクレイター監督最新作『6才のボクが、大人になるまで。』が、11月14日(金)より公開となる。主人公メイソンの父親役を演じるイーサン・ホークが、本作の出演の経緯やリンクレイター監督について語ってくれた。

2014年2月、第64回ベルリン国際映画祭で上映されるやいなや世界を驚かせ、同映画祭でリンクレイター監督に2度目の監督賞(銀熊賞)をもたらした本作。6歳の少年メイソンとその家族の変遷の物語を、同じ主要キャストで12年に渡り撮り続けた画期的なドラマで、来年のアカデミー賞最優有力作として今から注目を集めている。

主人公メイソンの父親役を演じるイーサンは、母親オリヴィア(パトリシア・アークエット)とは別れたものの(実生活でもユマ・サーマンとの離婚、再婚を経験!)、まだ息子との人間的な関わりを求めているという役。1995年の『恋人までの距離(ディスタンス)』を皮切りに、ほぼ20年もの間、リチャード・リンクレイター監督と仕事を共にしてきた、いわば戦友だ。

イーサンは、最初のこの作品のアイデアを聞いた時の事を「契約上は、ひとつの作品に7年以上関わる義務はないんだ。これはそういう……まさに実験的な映画だった。でもリック(リンクレイター)のことを知っていれば、それはリスクじゃない。実に楽しかったよ。時間というテーマに対する彼の興味は格別新しいものじゃない。ビフォア・シリーズでもやったことだ。」と振り返る。
「彼から聞いたときには、きっとうまく行くと思った。あれは息子が生まれた頃だ。リックが来て、『こういう映画のアイデアをずっと暖めてるんだ』って言うのさ。最初は、僕のスケジュールが詰まり過ぎてて参加できないんじゃないかって心配してた。でもこっちはどうしても出たくてね。出演できるようにするからって約束しなきゃならなかったよ」。

具体的にどのようにスケジュールをやりくりしたのか、その秘密もイーサンは「今考えると、よくやりとげたもんだと思う。過去10年以上の間、いつもある仕事をやろうとするときは、決める前にリックに電話しなきゃならなかった。それで『ブロードウェイで“マクベス”に出演しようかと思ってるんだけど、試演会が始まる前に出演場面を撮ることはできるかな?』とか聞くのさ。そういうことを12年間続けてたわけだ。」明かす。
さらに、リンクレイター監督は俳優たちの都合にも柔軟に対応する事ができたとイーサンは説明。「リックはいつも、『わかった。じゃああの場面はあそこで撮ろう』みたいに対応してくれるんだ。彼はこの家族のドラマの始まりと、真ん中と、終わりは知ってる。でもその間に右に行ったり左に行ったりするのは、人の髪の切り具合なんかで決まったりするんだ――行き当たりばったりもいいところさ!」

また、本作がアカデミー賞をはじめとした賞レースにおいて有力候補と言われている事について、イーサンは「意識していない」と語る。「実はね、僕はそういうことを成功のバロメーターにしないように努めてるんだ。リチャード・リンクレイターのこの映画での仕事が、最優秀監督賞候補に値するかって? もちろんさ!今年中に、この映画以上にすごいものがさらに5本も現れるような世界は想像もできないね。僕が関わった中でもお気に入りの一本だよ」と自信のコメントを残した。

■『6才のボクが、大人になるまで。』
11月14日(金) TOHOシネマズ シャンテ他にて公開
(c)2014 boyhood inc./ifc productions i, L.L.c. aLL rights reserved.【ハリウッドニュース編集部】

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