ジョシュ・ブローリン、脂の乗った俳優が目指しているものとは?

ハリウッドニュース / 2012年5月17日 16時30分

話題作に立て続けに出演しているジョシュ・ブローリン

大ヒットシリーズ最新作『メン・イン・ブラック3』(5月25日日本公開)のPRで来日したジョシュ・ブローリンに話を聞いた。

ジョシュは、『ノーカントリー』(07)をはじめ、『ブッシュ』(08)、『トゥルー・グリット』(10)と話題作に立て続けに出演し、脂の乗った俳優としてハリウッドの第一線で活躍している。

『ミルク』(08)のオリヴァー・ストーン監督は、ジョシュを「スター性があるにもかかわらず、キャラクターに埋没することを楽しんでいる」と評している。そこで、自身とキャラクターの関係性について聞いてみた。

ジョシュは次のように語った。「人間はポプリみたいだと思うんですね。いろんな要素がありますよね。我々みんながいろんな面を兼ね備えていると思います。例えば、『ミルク』で(ジョシュが演じた)ダン・ホワイトをモンスターのような人間としてイメージどおりに演じるのは楽です。そうではなくて、あのダン・ホワイトでもいろんな弱さがあったんだというところを出して演じてみたいと思います」。

続けて、「また、『ブッシュ』でジョージ・ブッシュを演じたときも、彼をすごく嫌な奴として演じて批判することはとても楽です。CNNで5分ごとにやっていたことですからしなくて良いと思いました。あのジョージ・ブッシュでさえ、いろんな面を持っていたということを映画を通して見せたいと思いました」。

「これまでさまざまなキャラクターを演じていますが、そのキャラクターに共感する必要はないと思います。でも、そのキャラクターの人間性には共感をもって、そこを引き出すように演じるべきだと思っています」。

そして、今回の『MIB3』に触れて、「(『MIB3』は)カリカチュアにはしたくなかった。見始めて10分くらい経ったら、ジョシュ・ブローリンが“エージェントK”を演じているのではなく、“エージェントK”がそこにいるように見せたい。(観客には)物語にどんどん入っていってもらいたい。そういう演じ方をしたいと思いました」と、ここまで一気に話し終えると、「はぁ~っ(笑)」と深く息をついた。

映画を見れば一目瞭然で、本当に絶妙なさじ加減でエージェントKがそこにいる。キャラクターがそこにいるからストーリーに入っていける。最初の若きエージェントKの登場シーンで、バリー・ソネンフェルト監督は目に涙を浮かべていたという。監督がシリーズ最高傑作と語る今作は、ジョシュの大活躍なくしては語れない。【ハリウッドニュース編集部】

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