『ダークナイト』鑑賞中に銃乱射事件発生、監督が悲しみのコメント

ハリウッドニュース / 2012年7月21日 11時30分

クリストファー・ノーラン監督、銃乱射事件についてコメントを発表 (c)Hollywood News

『ダークナイト ライジング』(7月28日日本公開)を手がけたクリストファー・ノーラン監督が、アメリカ時間7月20日にコロラド州の映画館で起こった銃乱射事件について、キャストとスタッフを代表してコメントを発表した。

コロラド州デンバーの映画館「センチュリー・オーロラ16」で、『ダークナイト ライジング』の鑑賞を楽しんでいた人々に悲劇が起こった。同映画が始まって15分ほどしたところで、ガスマスクと防弾チョッキを着用したジェームズ・ホームズという24歳の男が、映画館に催涙ガスを放出し、満員の観客に向けて銃を乱射したのだ。その結果、12人が死亡し、59人が負傷した。合計71人もの人間が銃で撃たれた今回の事件は、アメリカの歴史の中で最も多くの負傷者を出した銃乱射事件となった。

同映画を手がけたノーラン監督は今回の事件について、「キャストとスタッフを代表して、オーロラの地域に起こった無分別な悲劇について深い悲しみを表明します。映画は偉大なアメリカの芸術の1つであり、劇場でたくさんの人とともにストーリーが展開されるのを楽しむという共有体験は、とても重要で楽しい娯楽です。映画館は私の家であり、そんな純真で希望に満ちた場所を何者かがたえがたく残忍な方法で襲うということは、私にとって最悪の破壊行為です」と、公式声明文でコメントを述べている。

この事件が起こった時に劇場にいたというクリス・ラモスさんは「ABCニュース」の取材に、「映画を観ていたら、とつぜん横にいた男性が撃たれた。僕は一緒に来ていた妹をつかんで、必死に座席の下にかくれて、這いつくばって外に逃げたんだ。僕は死ぬかと思った。この映画を観るのが楽しみで、最高の夜になるはずだったのに」と、泣きながら語った。

ノーラン監督は、自分の映画を楽しみに観に来てくれた観客に起こった悲劇に、打ちひしがれているにちがいない。彼は映画監督として、今回の事件を忘れずに、生きていくのだろう。【村井 ユーヤ】

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