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保育園の突然の休園に保護者困惑「また1からスタート」職員の給料未払いも 運営会社に直撃するも反応なし

HTB北海道ニュース / 2024年5月31日 19時49分

(c)HTB

中川宙大記者)

「今はまだ明かりがついてますが、こちらの保育園、きょうで休園となります」。

突然の休園が明らかになったのは、札幌市の認可保育園「ちゅうわ清田保育園」と「ちゅうわ南郷保育園」です。2つの園合わせて36人の児童が通っています。

保護者)

「急すぎて非常に困りましたね。困ってます、今も」。

保護者)

「もうきのう仕事しながらあちこち連絡取ったりして、行けるところがないか探している最中」。

2つの園を運営する「中和興産」から札幌市に連絡があったのは30日の朝。職員の一斉退職を理由に6月1日から休園するという驚きの内容だったということです。多くの子どもが通う中での突然の休園に、札幌市の担当者は。

札幌市

「通常では考えられない事態。このように無責任な形で休園するのはありえない」。

札幌市によりますと園では職員への給料が未払いになっているということです。市は児童の転園に「最大限の努力をしたい」としていますが、突然の話なので「すぐ決まる状況ではない」とも話しています。

保護者は。

保護者)

「子供が新しい保育園に慣れさせるところからまた始まるので、転園先がみつかったからいいでしょっていうだけでは、また1からスタートなんで困りますね」。

中には園の異変を感じていた人も。

保護者)

「実は春先からちょっと疑問点に思うところは何点かあったんですよね。途中で、園長さんとか数名の職員の方が急にやめられたというのがあった」。

園に何が起きているのか。中和興産を直撃してみると、

「ピンポン」

応答はありませんでした。

「中和興産」の認可保育園をめぐっては、南区の「ちゅうわ南保育園」が保育士の数を満たさない中で園を運営したとして、市から今月24日に事業停止命令を受けています。

また「中和興産」が運営する認可外保育施設「ふしみの森めぐみ保育園」も6月1日から休園することがわかりました。園の無責任な対応に多くの家族が振り回されています。

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