社会問題 約4割「カスハラ被害」道議会自民党会派が”カスハラ”防止条例の素案とりまとめ年内提出目指す
HTB北海道ニュース / 2024年6月6日 11時17分
客からの迷惑行為などカスタマーハラスメントいわゆる「カスハラ」の防止条例の提出を目指している北海道議会の自民党会派が素案をとりまとめたことがわかりました。
5日に開かれた会派の全体会議で示されたこの素案は、道に対して「カスハラ」の対処方針など指針の作成を求める内容となっていて、今後他の会派にも呼びかけ共同提案の形で道議会への年内提出を目指しています。
素案ではカスハラを「その態様や程度が社会通念上不相当で、従業員等の就業環境が害されるもの」と定義。具体的には、長時間の拘束や就業場所外への呼び出し、SNSへの個人情報開示やそのほのめかしなどを例示しています。
道に対しては、対処方法等を定めた指針の作成と公表のほか、防止に向けた啓発や関係機関等との態勢整備を求めています。また、罰則は設けない見通しです。
NPO法人北海道勤労者安全衛生センターの調査では、会社員やパート社員、公務員などのおよそ4割が「カスハラの被害にあった」と回答していて、社会問題となっています。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
辛坊治郎氏、カスハラ問題に持論 高齢化社会で対策不可避と指摘
日刊スポーツ / 2024年6月27日 15時50分
-
客からの迷惑行為“カスハラ” 防止に向け検討会議を設置 年内の条例案提出見据え議論 北海道
STVニュース北海道 / 2024年6月24日 12時8分
-
カスハラと企業の対策に関する調査結果が発表 – 離職率にも影響
マイナビニュース / 2024年6月17日 6時17分
-
なぜ「50歳以上の男性」はカスハラをするのか 3万人実態調査で見えた「実態」
J-CASTニュース / 2024年6月8日 16時0分
-
[社説]南城ハラスメント調査 議会は究明責任果たせ
沖縄タイムス+プラス / 2024年6月3日 4時0分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください