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ボルゾイに襲われ「死ぬかもしれない」10針以上縫う被害女性が語る恐怖の瞬間 飼い主は70代女性 札幌

HTB北海道ニュース / 2024年6月11日 19時1分

(c)HTB

札幌市中央区の藻岩山の登山道で散歩中の女性が大型犬に頭などを噛まれ、けがをしました。女性が襲われた一部始終を語りました。

前田愛奈記者)

「登山道を登っていた女性は、突然、上から走ってきたイヌに噛まれたということです」

頭に包帯をつけ、血だらけになった40代の女性。11日朝、体長1.5メートルほどの大型犬に襲われ、頭を10針以上縫うけがを負いました。

犬に襲われた女性)

「まさか大きなイヌが飼い主さんの手元から離れているとは思わなかったが、一瞬でこっちに来たので走ってきたので頭がが真っ白で襲われた瞬間は死ぬかもしれないと思った」

女性がイヌに噛まれたのは札幌市にある藻岩山の登山道です。午前6時半ごろ、飼い主とともに山を下ってきたイヌに突然、襲われました。

犬に襲われた女性)

「1回目に噛まれたあと私は倒れ込んで右側の頭を何度か噛まれて、1回飼い主さんのところに走って、また走ってきて襲われて、また頭を噛まれて、戻っていってまた来て3回目ぐらいのときは(私は)立ち上がって逃げようとした」

警察によりますと女性を襲ったのは「ボルゾイ」という犬種。一体、どんなイヌなのでしょうか。ドッグトレーナーは。

ヒューマンドッグトレーニングサービス浅井保雄代表)

「(ボルゾイは)猟犬なんですよね。キツネとかウサギとか走ってるのをずっと追っていくの。だから相当足速いですよ。大型犬なんでしっかりハンドリングという横に(犬を)つけて飼い主の意思で歩けるようにして前に引っ張ったり人の方へ向かっていかないようにしないと」

警察によりますと女性を襲ったイヌの飼い主は70代の女性。リードを付けて散歩中、突然飼い主を振り切って女性にかみついたということです。当時の様子について女性は、イヌは飼い主から離れた状態で噛みついてきたと話します。

犬に襲われた女性)

「飼い主さんは死角だったのか私が頭から血を流しているのは見えていなくて登山道から外れていた」

札幌市は条例で、外では長さ2m以内のリードをイヌに取り付けることを義務付けています。しかし、リードをつけていても飼い主がイヌから離れた場合は罰金になる可能性があるということです。

札幌市保健福祉局保健所動物愛護管理センター境秀文指導係長)

「すごく力強いワンちゃんであれば、やっぱり力が弱い人だとリードを外し、離れてしまうとかそういうこともあり得る話ですので、ちゃんと係留できてなかったら(条例で)20万円以下の罰金ということになりますね。結局手を離れてしまって放し飼いの状態になってしまったら罰金というような認識でいいかと思います」

イヌの飼い主は「もともと狩猟犬なので動くものに反応して襲いかかってしまったのではないか」と話していて、警察は当時の状況を詳しく調べています。

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