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困窮世帯に食品など無償で提供する新たなスタイルのフードバンク「コミュニティフリッジ」誕生 恵庭市

HTB北海道ニュース / 2024年6月17日 16時12分

(c)HTB

恵庭市にみんなの冷蔵庫「コミュニティフリッジ」なるものが誕生しました。新たなスタイルのフードバンクとのことですが、一体どんな特徴があるんでしょうか?

「お米を子どもたちがよく食べるので助かります」。

「大好きなヤングドーナツやわたがしがあって、うれしかったです」。

井元小雪記者)

「レトルト食品やお菓子、日用品のほかに、大きい冷蔵庫があるんです。中にはお米が入っています」。

ここは、経済的に困難な状況にある人が、食品や日用品を自由に持ち帰ることができる場所。恵庭市内の商業施設にオープンした「コミュニティフリッジ」です。フリッジは、英語で冷蔵庫。その名の通りここには「冷蔵庫」があります。冷凍食品も取り揃えているのが特徴です。

利用者)

「食品が助かります、いろいろ揃えてくれて。冷凍ものもあって、まさか冷凍ものあると思わなかったので。きょうの晩ごはんに」。

(Q頻繁に補充している?)

まちづくりスポット恵み野豊島潤さん)

「頻繁にしますね。オープンしてからいらっしゃる方多いので」。

棚にあるのは、企業や個人から提供された品物およそ1000点ほど。取材中にも物資が届きました。

まちづくりスポット恵み野豊島潤さん)

「天ぷら粉!」

(Q物資の量は足りている?)

まちづくりスポット恵み野豊島潤さん)

「正直追いついていない状態です。(支援者は)どなたでも企業でも個人でも構いません」。

井元小雪記者)

「普段はこちら、鍵は閉まっているんですが、登録した人だけが使えるこちらのアプリを使うと鍵を開けることができます」。

対象は就学援助や児童扶養手当を受け取っている世帯や恵庭市内に住む外国人技能実習生。無人のため、人目を気にすることなく利用することができ、バーコードを読み込んで品物を受け取ります。秋からは、24時間利用可能になる予定です。

まちづくりスポット恵み野豊島潤さん)

「『きょうあすもう食べるものがないんです』というお母さんが見られたりします。ここで、泣き崩れるんですよね。そういう方がいらっしゃると、それが現実なんで、そういう方にはもう本当に遠慮せずにここに来ていただいて、いろんな食材を持って帰っていただければ」。

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