市民らと意見交換 除排雪方法巡る検討委員会の初会合 高齢化や人材不足に課題 札幌市

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札幌市は、企業や市民らから意見を聞き、今後の生活道路の除排雪方法を検討する会議を初めて開きました。

検討会は、除排雪に対して市民が感じている問題などを聞こうと、札幌市が開いたものです。18日の初会合には、除排雪を請け負う企業や町内会の代表者らが委員として参加しました。

札幌市では、幹線道路の排雪は全て市が費用負担して行っていますが、生活道路の排雪は費用の一部を負担する町内会のみで行っています。委員からは、高齢化などで排雪費用の財源となる町内会費の確保に苦労している現状が指摘されたほか、除排雪の人材不足解消には、建設・土木業界の夏場の安定した仕事の確保が必要などの課題が挙げられました。

検討会は、今年度残り3回開かれる予定です。