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一体何が…洞爺湖の雄大な景色の中を走る人気マラソン大会 運営の不手際で50人ほどのランナー出走できず

HTB北海道ニュース / 2024年6月21日 18時2分

(c)HTB

先月、洞爺湖町で行われたマラソン大会で運営の不手際により、道外からの参加者も含む50人ほどがスタートすることができませんでした。

晴天の中を颯爽と駆け抜けていくランナーたち。その一方で、スタート地点の脇には人だかりができています。いったい何があったのでしょうか。

坂詰怜記者)

「湖のきれいな景色を見ながら走るのが人気の洞爺湖マラソンで問題は起きました」。

先月、洞爺湖町で行われた第50回記念「ANA洞爺湖マラソン2024」。洞爺湖の雄大な景色を前に走ることができる人気のマラソン大会です。今年はおよそ4800人のランナーが参加しました。

坂詰怜記者)

「スタート地点から離れたこの場所の駐車場に停めた多くのランナーはスタート時間に間に合わず出走できなかったと言うことです」。

その原因となったのが、シャトルバスの運行です。一部の参加者は、指定の駐車場に自家用車を止めて、シャトルバスでスタート地点に行くことになっていました。

出走できなかった人)

「到着したのが7時50分とか開始の1時間ちょっと前。誘導警備の方に、ここのまま進んでいっても渋滞で駐車場に入れない可能性が高いので、ちょっと離れた駐車場に誘導をされて、そこの駐車場に止めて」。

問題になったのは、用意されていた駐車場のうちD1・D2のエリアを利用したおよそ50人です。大会側はシャトルバスでスタ-ト地点の近くまでおよそ15分ほどとしていました。

しかし余裕を持って駐車場に着いたという参加者も、いくら待てどもシャトルバスは来なかったといいます。

参加者)

「やっと来たと思った時には、到着する時刻から逆算すると結構もうギリギリなんじゃないかと」。

結果この参加者は午前9時のスタート時間には間に合わず、しかも遅れての出走すら認められませんでした。

参加者)

「大会の上の方から、もうスタート時間過ぎているので走ることができませんっていう風に言われて止められた、そんなような状況」。

この問題について、運営側はこう説明しています。

田仁孝志 事務局長)

「渋滞だったり駐車場への誘導があやふやな部分があって、駐車場からシャトルバスになかなか乗れなかったり、乗っても渋滞にはまってスタート地点まで行くのに遅れてしまった。50名ほどの方が出走できなかったという状況だった」。

50回目ともなる大会ですが、事前の打ち合わせが足りなかったと話す運営側。シャトルバスに問題が起きたということは把握していながらスタート地点に遅れたランナーの出走を認めなかった理由はこのように話します。

田仁孝志 事務局長)

「ここ大会が日本陸連の公認コースで、公認大会であるということで、審判員としては厳しい判断をせざるを得なかったというところ、この辺だけはちょっとご理解いただければなという風に思っております」。

大会の責任者は「出走できない人がいたのはこちらの落ち度で申し訳ない」と答えています。フルマラソンに出走する人は1人1万円を参加費として支払っていますが、この問題で参加できなかった人への返金対応については未定だということです。

出走できなかった人)

「本当に楽しく走れる大会だって楽しみにしてたので、(今回の件を)残念に思って、もう二度と行きたくないと思った方が戻ってこれる、そんな大会になればいいなと思ってます」。

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