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非組合員と差別?残業代支払わず 指導はパワハラ?で懲戒 職員らが北海道労働委員会に救済申し立て

HTB北海道ニュース / 2024年7月4日 19時13分

(c)HTB

札幌市内の病院で不当に懲戒処分を受けたなどとして職員らが労働委員会に対して救済の申し立てを行いました。

北海道労働委員会に救済申し立てをしたのは、札幌市清田区にある美しが丘病院の労働組合と札幌地域労組です。

申し立てによりますと、美しが丘病院を運営する医療法人北武会が、職員2人に対して合理的な理由なく減給の懲戒処分をしたり、非組合員と差別して組合員の看護師5人に残業代を支払っていないのは不当だと訴えています。

申し立てた事例の中には、新入職員が、おむつ介助の時につけていた手袋をしたまま髪の毛を触っていたことを衛生的に問題だと注意したところ、パワーハラスメントにあたるとされ懲戒の処分が下されたとしています。

懲戒処分を受けた佐々木晴見さん)

「非常に理不尽な考え方、一方的なものの考え方にしか見えない、きちんと話し合いを持っていただきたい」

組合によりますと、北武会は去年6月から団体交渉に応じていないため、早ければ今月中にも未払いの残業代を請求する訴訟を起こす方針です。

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