「だめ。終わり」自民・長谷川岳議員 札幌市幹部職員との面会わずか1分に札幌市・秋元市長「遺憾に思う」

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自民党の長谷川岳参議院議員が、札幌市幹部職員との東京での面会を数分で打ち切った問題で、札幌市の秋元市長は「遺憾に思う」と述べました。

秋元市長）

「面会をしていろいろな事業の説明をしようという目的が達成できなかった。結果的にはそういう状況でございますので、それについては遺憾に思います」。

札幌市によりますと今年3月、市の局長級の幹部4人が国への交付金申請について東京の長谷川議員の事務所を訪れました。長谷川議員は事前に同行を求めていた担当の係長がその場にいなかったことについてこう言ったとされています。

「俺は約束通りにやらないやつは嫌いなんだ」「帰りなさい。だめ。終わり」。

こう告げられ、面会はわずか1分で終わったということです。また去年10月、長谷川議員が参議院の特別委員長に就任し、およそ1か月後にその就任祝いのため市の幹部が上京した際は。

「遅いのは犯罪」「なめたらいかんよ」

この時の面会は3分で終わったといいます。

秋元市長を含む職員が昨年度、長谷川議員との面会などのために東京へ出張した回数は延べ284回で、旅費はおよそ2千万円に上っています。適切な出張だったか問われた秋元市長は。

秋元市長）

「出張自体が不適切である。行く必要がなかったのに行った出張という観点ではなかったと思います」。