公園内に喫煙所「過ごしやすくなった」9割以上 一方「臭いや煙が気になる」 実証実験の中間報告 札幌市

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札幌の大通公園などについて今後のあり方を見直す検討会で、公園内に喫煙所を設置した実証実験の中間報告がまとめられ、9割以上が「過ごしやすくなった」と回答していることが分かりました。

4回目となった11日の会議では、大通公園で去年12月から行われている喫煙環境の実証実験についての中間報告などが行われました。

この実験では大通公園西5丁目に簡易型の喫煙所を設置し、路上喫煙の増減の計測とアンケートを実施しています。中間報告では、西5丁目での路上喫煙は減少したものの6丁目と7丁目では減少傾向が見られなかったことや、喫煙所の設置で公園が過ごしやすくなったと答えた人が90％以上だった一方で、衝立ごしでも臭いや煙が気になるという意見も報告されました。実証実験は来年3月までの予定です。