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「当時の暮らしに思いめぐらせて」「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界文化遺産登録3周年イベント 札幌

HTB北海道ニュース / 2024年7月16日 15時24分

(c)HTB

「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されてから3年を迎えることを記念して15日に札幌市の商業施設でイベントが開かれました。

「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、北海道と北東北の3つの県に点在する17の遺跡で構成され、2021年に世界文化遺産に登録されました。

札幌市中央区のサッポロファクトリーで開かれた記念イベントでは鈴木直道知事らが参加し、世界文化遺産としての価値や魅力についてPRしました。

また日本の食や風土の発信に力を入れている菓子メーカー「湖池屋」と北海道とのタイアップも発表されました。

コンブやホタテなど遺跡のある地域の特産品を使った新商品のポテトチップスのお披露目式が行われ、この商品の売り上げのうち1袋あたり1円が縄文遺跡群の保全活動に当てられるということです。

湖池屋の佐藤章社長は「複雑な出汁の旨味を生かすことにとにかく苦労した。出汁文化は縄文時代から既にあったのかもしれないなどこのポテトチップスを食べながら縄文の食に想像を巡らせてほしい。」と説明していました。

またイベントでは北海道の縄文遺跡を子供たちにわかりやすく理解してもらおうと作成された絵本もお披露目され、HTBの土屋まりアナウンサーが会場に設置された竪穴式住居の中で子供たちに読み聞かせを行いました。

イベントを企画した北海道縄文世界遺産推進室の梅田真裕子係長は「北海道の縄文遺跡はまだまだ知名度が低い。1万年もの間続いた中で気候変動や生活の変化など今の時代を生きる私たちのヒントになることも実はたくさんある。ぜひ一度遺跡に足を運び当時の暮らしに思いをめぐらせてほしい」と話しています。

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