「いいね 最高」ファイターズの2軍本拠地の「北海道移転構想」に道民から期待の声

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ファイターズの2軍本拠地が、現在の千葉県鎌ヶ谷市から北海道内に移転する構想があることが、関係者の話でわかりました。道内からは期待の声も上がっています。

現在のファイターズの2軍本拠地は、1997年に完成した「ファイターズ鎌ヶ谷スタジアム」です。

千葉県北西部の鎌ヶ谷市にあり、1軍の本拠地がある北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOとは直線距離でおよそ800キロ離れています。

ファイターズは2004年に東京ドームから札幌ドームへ本拠地を移転しましたが、2軍は鎌ヶ谷の施設をそのまま使用してきました。

2軍の本拠地移転について球団はこのようにコメントしています。

「鎌ケ谷の球団施設が20数年を経過し老朽化している現状を鑑みれば、様々な検討を行うのは企業として当然必要となります。

しかしながら、現段階では何も決まっておりませんし、計画といったものでもございません」一方、関係者によりますと、施設の老朽化に加え、選手の入れ替えに時間がかかったり選手が同じ日に1軍、2軍両方の試合に出られないなど、距離が離れていることによる不便な点があります。

このため道内に2軍の本拠地を移転する構想が浮上しているということです。

道民からは期待の声があがっています。

■恵庭市民：

「北広島の球場や千歳のラピダスとかどんどん盛り上がっていくような気がする」

「この勢いに乗れるといいのでは」

■千歳市民：

「いいね」

Qうれしいですか？

「最高」

エスコンフィールド周辺の自治体はHTBの取材にこのようにコメントしています。

■恵庭市：「来ていただけるのであれば出来る限りの対応をしたい」

■千歳市：「スポーツの振興に繋がればという気持ちでいます」

■江別市：「用地や財源の問題はあるが、関心は持っている。具体的な動きが出てくれば検討していきたい」

専門家は2軍の本拠地が道内の自治体に移転した場合、地域の活性化につながると話します。

■北海道大学公共政策大学院 石井吉春名誉教授：

「スポーツが単に景気循環という経済的な効果だけではなくて、地域の繋がりとかアイデンティティとかある種誇りというか」

「今回もそういう意味では一定の効果が期待できるのではないか」