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「和解による解決を速やかに目指す」旧優生保護法めぐる裁判 岸田総理が札幌の原告らと面会し謝罪

HTB北海道ニュース / 2024年7月17日 18時9分

(c)HTB

最高裁が違憲判決を下した旧優生保護法をめぐり17日、岸田総理は札幌の原告らと面会し謝罪しました。

岸田総理大臣)

「旧優生保護法は憲法違反であり、同法を執行してきた立場として政府を代表して謝罪を申し上げます」。

面会は午後2時半から総理官邸で行われました。障害などを理由に不妊手術を強制された当事者ら100人以上が集まり、札幌の原告、小島喜久夫さんも参加しました。

小島喜久夫さん)

「いまでも小部屋に入れられて無理やり(不妊手術を)されて、そのことは一生忘れません。優生手術の裁判を起こさない人がまだまだいっぱいいるが、その方々に支援、国がちゃんと認めてほしいと思います」。

裁判では手術から20年を過ぎると賠償請求権が消滅する「除斥期間」が争点となりましたが、最高裁は「除斥期間」の適用を認めず国に賠償を命じました。岸田総理は今後の裁判でも「除斥期間」を主張しない考えを明らかにしました。

岸田総理大臣)

「除斥期間による権利消滅の主張は撤回をし、優生手術の実施が認められる訴訟については、和解による解決を速やかに目指してまいります」。

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