1000人以上の若手音楽家の中からオーケストラのメンバーに 札幌出身のバイオリニスト PMFの思い

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先週開幕した音楽の祭典「PMF」パシフィック・ミュージックフェスティバル。世界の若手音楽家の中から選ばれた札幌出身のバイオリニストにPMFへの思いを聞きました。

2010日に札幌コンサートホール「キタラ」で始まった世界の若手音楽家を育てる国際教育音楽祭「PMF」。1000人以上の若手音楽家の中から厳しいオーディションを勝ち抜いた85人が札幌にやってきました。

25の国と地域からやってきたこのオーケストラのメンバーに札幌出身のバイオリニスト吉本詩音さんも選ばれました。姉の影響で3歳からバイオリンを始めたという吉本さん。北大の交響楽団に在籍していましたが、現在は休学しワーキングホリデーでオーストラリアに滞在。カフェや路上などでバイオリンを演奏し腕を磨いてきました。

（QなぜPMFのオーディションを？）

吉本詩音さん）

「PMFは札幌でもとても有名で何回か行ったこともあり大学の先輩が参加していたのが一番大きい」、

「世界中からの若手の音楽家の方々がすごいエネルギーにあふれる音楽を奏でるなと身近で思うので彼らとともに1カ月間音楽ができるのが楽しみです」。

今年で34回目の開催となるPMF。初日のオープニングコンサートではウエストサイドストーリーの作曲者レナード・バーンスタインの「キャンディード序曲」などが奏でられ、集まった人たちを魅了していました。今月30日まで札幌を中心におよそ30公演が行われる予定で、27日には札幌芸術の森で家族で楽しめるピクニックコンサートも行われます。