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堀井学議員の関係先 東京地検特捜部が家宅捜索 有権者に香典か「政治不信が広まる」 地元に衝撃 北海道

HTB北海道ニュース / 2024年7月18日 16時39分

(c)HTB

自民党の堀井学衆議院議員が秘書らを通じて選挙区内の有権者に対し、自分名義の香典を渡していた疑いで、東京地検特捜部が事務所などの強制捜査に乗り出しました。

大原麻潤記者:「東京地検特捜部の係官らが堀井議員の事務所に入りました」。

井口七海記者:「今、堀井議員の自宅の中に、東京地検特捜部の係官4人が入っていきます。これから家宅捜索が行われます」。

特捜部が18日に家宅捜索に入ったのは、登別市の堀井議員の事務所や自宅、東京の議員会館事務所など、少なくとも4カ所です。関係者によりますと、堀井議員は2022年ごろ、選挙区内の複数の有権者に対し、自分の名前が書かれた香典を秘書らに持参させていた疑いがあります。

地元住民:「(ニュースを聞いて)やっぱりガクッと来たね。支持者の方も、えーっていう感じだよね」。

堀井議員は、2012年の衆院選で北海道9区で初当選し、現在4期目です。去年9月には、内閣府副大臣に就任しましたが、自民党安倍派のパーティー券を巡る問題で、2000万円を超えるキックバックの不記載が発覚し辞任しました。

地元の支援者らから、SNSの発信を中心とした活動が「地元活動を軽視している」などと批判されたこともあり、先月、次の衆院選に出馬しない意向を表明しています。18日の強制捜査を受け、堀井議員は自民党に離党届を提出し、先ほど受理されました。地元の自民党道義は。

自民党道9区支部長代行・藤沢澄雄道議:「政治不信がさらに広まるということで、重いことだと思っている。有権者の皆さまに申し訳ない気持ちでいっぱい。これから9区として体制の立て直しはさらに急がれると思う」。

公職選挙法では、政治家本人が葬儀に参列した場合を除き、選挙区内で香典を渡すことを禁止しています。今回の疑惑について専門家は。

北海学園大学・山本健太郎教授:「初歩的な違反ということになりますので、(政治家として)適格性に疑問が持たれる事例であることは確かです。(道9区の自民党の)候補者選びも含めて、一定の影響は避けられないとのではないか」。

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