「生活を破壊」生活保護受給中の自家用車使用が制限 撤回求める裁判の口頭弁論 市は請求却下求める 江別

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生活保護を受けている北海道・江別市内の女性が市から自家用車の使用を制限されその撤回を求めている問題で、18日に1回目の口頭弁論が行われ市側は請求の却下を求めました。

訴状などによりますと江別市内に住む40代の女性は息子とともに筋ジストロフィーを発症していてこの障害を理由に生活保護を受けながらも自家用車の保有が認められていました。しかし去年、市から息子の通院の使用のみとする自家用車の制限の指導を受け、女性は指導の撤回などを求めています。

18日に札幌地裁で行われた一回目の口頭弁論で原告側は、「従来の取り扱いを突如として変え原告らの生活を破壊しようとする非人道的な所業であり到底許されるものではない」と主張しました。

一方で、市側は請求の却下を求めました。

次回の口頭弁論は、9月19日に行われます。