服役中に知り合った69歳と70歳と88歳の“窃盗団”ネックレスなど盗んだ疑い「転売して生活費に」札幌

(c)HTB

先月、札幌市東区の空き家からネックレスなどを盗んだ疑いで逮捕された高齢の男3人は刑務所で服役中に知り合っていたことがわかりました。

札幌市東区の無職・渡辺健一容疑者（69）は邸宅侵入と窃盗の疑いで19日に身柄を検察庁に送られました。渡辺容疑者は住所不定・無職の海野秀男容疑者（88）と札幌市白石区の無職・松田秀美容疑者（70）と共謀のうえ、先月に札幌市東区で空き巣を働いたとされています。

3人は空き家からネックレス7本、指輪、腕時計などあわせて24点、時価総額100万円ほどの金品を盗んだ疑いが持たれていて、いずれか1人が「転売して生活費に充てる目的だった」という趣旨の供述をしているということです。

3人は刑務所で服役中に知り合い最高齢の海野容疑者が実行犯で、一番年下の渡辺容疑者が盗んだ物を保管。もう一人の松田容疑者が運転手と役割分担をしていたとみられています。