札幌の中心部で突然 人の背丈超える水柱噴き上がる 水道設備の工事の手順の誤りが原因 けが人なし

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札幌の中心部で突然、高さ2メートルほどの水柱が噴きあがりました。水道設備の工事の手順の誤りによるもので、けが人はいませんでした。

地面から勢いよく吹き上がる水。

その高さは人の背丈を超えて、道路標識ほどの高さまで達しています。

周りでは作業服を着た人たちが様子を伺っています。

加藤諒也記者）

「辺り一面が水浸しです。現在、作業員の方が懸命に止水作業を行っています」。

午前10時すぎ、札幌市中央区大通東1丁目の創成川通に面した歩道のマンホールから、水が噴き出しました。必死に止めようとする作業員たち、高さ2mほど勢いよく噴き上がる水に空き箱をかぶせて対処しようとしました。水の勢いは、およそ20分後に収まりました。

札幌市公園緑化協会・中村佳子さん）

「向こうで水が出なくなって、多分そのバルブ自体がダメになってきているので、それを交換する（工事をしていた）」。

現場では創成川公園のスプリンクラーに不具合が生じ水を止めずに部品を交換をしようとしたところ、水が噴き出してしまったということです。作業員や歩行者などにけが人はいませんでした。

札幌市水道局によりますと水の噴き出しによる上下水道への影響は確認されていないということです。