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【変わる札幌】中島公園に外資系ホテル誕生 新幹線開業見据え水素燃料の新たな公共交通計画も

HTB北海道ニュース / 2024年7月23日 17時40分

(c)HTB

再開発が進む札幌中心部。中島公園エリアで、新たな外資系ホテルが誕生しました。さらに、新幹線開業を見据えた新しい公共交通システムの計画も進んでいます。

23日、札幌市中央区にオープンした「コートヤード・バイ・マリオット札幌」。世界各地でホテルを展開する「マリオット・インターナショナル」が運営します。

本吉智彦記者:「こちら主力となるツインルームです。天井も高く、部屋も広々しています。2つあるベッド、どちらもダブルサイズです。とてもゆったりとくつろげそうです」。

地上13階建てで、客室は321室。食事はビュッフェ形式で、ランチはおよそ40種類。ディナーでは、十勝産の和牛を使ったローストビーフなど、およそ50種類が食べ放題。

マリオット インターナショナル・カール ハドソンエリアVP:「札幌がますます発展していく中で、国内外から訪れるお客様を心よりお待ちしています」。

このホテルが立地する中島公園エリアには、札幌市が国際会議などを行うMICE施設の整備を検討しています。海外からビジネスなどで訪れる客の需要も見据えています。将来を見据えた動きは、こんなところでも。

須藤有基記者:「JR札幌駅周辺では、新幹線の延伸工事が進んでいます。札幌市は新幹線の駅と市内中心部を結ぶ新たな公共交通網を検討しています」。

札幌市が導入を考えているのは、新幹線の札幌駅を発着する水素燃料で動く車両。新幹線で札幌に到着した人を、運ぶ手段として見据えています。

ルートは、JR苗穂駅方面と大通やすすきの地区を結ぶ2つのルートを想定。車両は、およそ120人が乗れる大型から、10人以下の小型までの3タイプを検討しています。

大通東5丁目には、燃料となる水素の供給拠点の工事も始まっていて、2026年ごろまでの完成を見込んでいます。

秋元克広市長:「水素を活用することで、いま札幌が進めているGXの取り組みのひとつの大きな手段として活用していく。これからの脱炭素の動き、札幌のブランド力を発信していく意味では、非常に重要だと思います」。

札幌市は、今年の秋から細かいルートを決めるためにテスト走行を行います。来年度以降は、雪の時季も含め乗客を乗せた実証実験を行い、2030年からの実用化を目指すということです。

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