今夏の帰省ラッシュどうなる？JRがお盆期間の予約状況発表

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JR北海道は、26日、お盆期間中の予約状況を発表しました。全体での予約数は去年と比べ3割近く増加し、新幹線の予約が好調でコロナ前の水準を上回りました。

JR北海道によりますと、8月9日から18日までのお盆期間中の指定席の予約率は北海道新幹線が34.4％です。予約数は去年よりも3割ほど増えています。

また2018年と比べても112.6％の予約数でコロナ禍前の水準を上回りました。

新函館北斗着のはやぶさは、特に8月10日の午前中から夕方にかけての列車で混雑が目立っています。

JR北海道は「コロナが5類になり、観光需要が回復していることに加え、今年はお盆期間中に3連休もあり、利用が増えている」と増加の理由を分析しています。

札幌発着の特急列車は函館方面の「北斗」と帯広・釧路方面の「とかち」と「おおぞら」は去年を下回る予約率ですが、網走方面の「オホーツク」と「大雪」そして稚内方面の「宗谷」「サロベツ」は去年と比べ増えています。

この理由についてJRは「函館、帯広・釧路方面の特急は、春から全車指定席になったので予約できる席の総数が増えたことが影響している。予約数自体は大きく変化していない」と話しています。

予約のピークは下りの新幹線と特急が8月10日、上りの新幹線が8月17日です。