あの “ポッポも” 食べ納め 屯田店閉店 道内から姿消しつつあるイトーヨーカドー 札幌でも

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札幌市北区の総合スーパー「イトーヨーカドー屯田店」。

29日多くの人に惜しまれながら24年に渡る営業を終了しました。

■加藤諒也記者：

「イトーヨーカドー屯田店の最終日です。多くの人が最後の買い物に訪れています。」

1999年11月にオープンしたイトーヨーカドー屯田店。今年2月にイトーヨーカドーの道内撤退が決まり、札幌の4店舗の中で最も早く閉店することになりました。

■40代の女性：

「仕事帰りとかにご飯作るのがちょっと大変かなと思うときによく利用させて貰いました」「ほんと思い出いっぱいです。本当に大好きでした」

閉店セールには多くの人が詰めかけ、棚の一部は空っぽになっています。

メッセージボードは「寂しくなります」「お世話になりました」などと書かれたカードで埋め尽くされていました。特に多かったのが…「ポッポ大好き！」などのコメント。

■40代女性と男性：

「限定のおやきとか山盛りポテトとかたこ焼きも美味しいしすごい好きでしたね。」

イトーヨーカドーのファストフード店「ポッポ」。

28日は午前10時時点で3時間待ちという長蛇の列に。

訪れた人はフライドポテトやおやきなど思い出の味の食べ納めをしていました。

午後7時。店の前ではスマートフォンを手にした大勢の人が最後の瞬間を記録していました。

■従業員：

「せーの、ありがとうございました！」

24年の歴史に幕を下ろしたイトーヨーカドー屯田店。

建物は「CiiNACiiNA屯田」として生まれ変わり、来月29日に一部テナントがオープン、11月に食品スーパー「ロピア」の道内1号店が開業する予定です。