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「有料ごみ袋」を「レジ袋」にも使えるよう実証実験 デザインは市内の高校生や大学生らから募集 札幌市

HTB北海道ニュース / 2024年7月31日 18時40分

(c)HTB

ごみ袋に食材を詰めて持ち歩く…そんな日が珍しくなくなるかもしれません。札幌市がごみ袋の新たな活用に向けた実証実験を始めます。

ごみ袋など札幌の家庭で燃えるごみなどを捨てる際に使う黄色い「市の有料ごみ袋」。札幌市はこの「ごみ袋」を「レジ袋」として使ってもらう実証実験を今年度中に始める計画です。

札幌市環境局循環型社会推進課・末永保範課長)

「マイバックを忘れてお店に来た方がレジ袋を使わないでごみ袋をレジ袋として活用できないかと」。

目的は無駄なレジ袋の削減です。札幌市によりますと、2022年度の家庭ごみおよそ38万tのうちレジ袋などの容器包装プラスチックはおよそ3万tに及んでいます。

いずれ使うごみ袋をレジ袋として使うことで無駄なプラスチックごみを減らすことが狙いです。

実証実験では、「10枚」で販売している20リットルのごみ袋を1枚ずつ「バラ売り」して購入しやすくします。

札幌市民(80代)

「1枚ずつ買えるのは便利だね」。

すでに店独自でこうした取り組みを進めているところも。

喜多和也記者)

「ごみ袋が売られているコーナーに1枚からでも買えます、レジ袋にもと書かれています」。

札幌市手稲区と豊平区に店を構える激安で人気のスーパー「キテネ食品館」では、去年から指定ごみ袋をバラ売りしています。

札幌市民(80代)

「使っています。材質が丈夫だから何回も買い物に使えて、そして最後にごみ袋としても使える」。

キテネ食品館・中塚誠代表)

「レジ袋の代用という形は非常に多いです。それと、あとはやっぱりもうそれだけを買いに来る。普段は例えば10L使ってるけども、やっぱり洋服とかを投げるとか、そういった時に、40Lの袋だけど5枚はいらないなと、1枚だけとりあえず欲しいなと。そういった時によく使っていただいてる」。

ただ「ごみを入れる」イメージが強い袋に食材を入れて持ち歩くにはちょっと抵抗も…

そこで札幌市はバラ売りするごみ袋のデザインを市内の高校生や大学生らから募集することにしました。

札幌市環境局循環型社会推進課・末永保範課長)

「親しみやすいデザインのもの、それからある程度環境に優しいというイメージのデザインができれば良いなと思っています」。

デザインの募集は来月13日まで。どんなごみ袋が生まれるのでしょうか。実証実験は今年度中に始める予定だということです。

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