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盆踊りは「シャンコシャンコ」? 夕張独自の子ども盆踊り歌が復活 炭鉱で栄えた町ならではの歌詞が

HTB北海道ニュース / 2024年8月1日 15時25分

(c)HTB

北海道の子ども盆踊りといえば「シャンコシャンコ」の歌詞の歌が有名ですが、夕張市では、かつて独自の子ども盆踊り歌が使われていました。その盆踊りを復活させようと市民が動き出しました。

道内の子ども盆踊りといえば、この曲がお馴染みですが…。

森唯菜アナウンサー:「夕張市にやってきました。今ではほんのわずかな町内会でしか踊られていない、ここ夕張オリジナルの子ども盆おどり歌があるということです」。

「夕張子ども盆おどり歌」ができたのは、1957年。作詞作曲から振り付けまで、全て夕張市民が手掛けました。しかし、次第に忘れ去られてしまったと言います。

清水沢プロジェクト・佐藤真奈美さん:「やはり人口が急激に減少して、それで継承することもできなかったりとか、町内会での盆踊りの行事をやめてしまったり」。

地元オリジナルの「夕張子ども盆おどり歌」を復活させたい。7月22日、この歌で踊ったことのある市民らが子どもたちに踊りを教えるイベントが、夕張市内で開かれました。

参加者:「七夕の時にこの踊りを踊って、お盆までの7日から13日までかな。毎日踊っていました」。

参加者:「(学校から)なんせ強制で『踊りなさい』って言われたって感じで。(今でも)大体踊れる。盆踊り大好き」。

夕張市教育委員会・山口一樹さん:「(曲ができた)昭和32年は炭鉱の全盛期の時。活性化している時のまちで踊っていたから、より印象が強いと思う」。

炭鉱が栄えていた時代に作られた「夕張子ども盆おどり歌」。歌詞には、黒ダイヤや選炭場など炭鉱に関する言葉が散りばめられています。

参加者:「(選炭場は)石とか炭が混ざっているから、それを選り分ける所。石炭だけ選ぶのが選炭場」。

歌詞の内容を学んだところで、いよいよ踊ってみることに。真剣に踊る子どもたちに、唯菜アナも思わず…。

森唯菜アナウンサー:「私も踊ってみたい。みんなで踊るっていいですね。一つの輪になれて、気持ちいいです」。

参加した子ども:「楽しかった」。

参加した子ども:「最初はあまり分からなかったけれど、2回目踊ったら楽しくてちょっと覚えられた」。

イベントを開催したお菓子のふじ・前田直美さん:「続けていって、各町内会で全部踊ってくれるのが理想ですね」。

郷土色あふれる夕張オリジナルの「子ども盆おどり歌」。8月3日に開催される市内の一大イベント「ゆうばり夏まつり」で復活する予定です。

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