「デパートで180万円の買い物をして…」 口座無断解約で3200万円窃盗の罪 JA元職員の女 起訴内容認める

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JAの組合員の口座から、現金約3200万円を盗んだ罪に問われている元職員の女の初公判が開かれました。検察は「デパートで180万円の買い物をして、返済に困った」と指摘しました。

起訴状などによりますと、十勝のJA大樹町の元職員で無職の仲澤明穂被告（28）は、去年3月から今年2月にかけて組合員の定期預金口座を無断で解約し、現金合わせておよそ3200万円を盗んだ罪に問われています。2日開かれた初公判で、仲澤被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察は「デパートで180万円分の買い物などをして消費者金融への返済に困り、生活に困窮したことから高齢の組合員なら気付かないだろうと犯行に及んだ」などと指摘。一方、弁護側は「事実に争いはない」と述べました。

次回の公判は、9月13日に開かれる予定です。