2024年春闘 道内の平均妥結額 32年ぶりに1万円超える 賃上げ率4.07% 道外本社の企業が牽引 道経連

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北海道経済連合会は、今年の春闘の妥結状況をまとめ公表しました。平均妥結額は1万円を超え、1992年以来32年ぶりの高水準となっています。

調査は北海道に本社や支社を置く478社を対象に行われ、165社から回答がありました。このうち、去年と比較できる87社について集計したということです。

今年の平均妥結額は、去年より2737円増の1万487円。賃上げ率は0.97ポイント増の4.07％でした。平均妥結額が1万円を超え、賃上げ率が4％を超えるのは、1992年以来32年ぶりのことです。

産業別の賃上げ率では、建設業が5.37％と最も高く、次に機械製造業が4.99％と続きました。ただ、道内に本社を置く企業の平均妥結額は1万円を下回っていて、東京や大阪などに本社がある企業が、全体の賃上げを牽引しているということです。