北海道内で水の事故相次ぐ…木古内町で女性（65）が死亡 小樽市とせたな町であわせて2人が行方不明

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11日、北海道内で水の事故が相次ぎました。1人が死亡、2人が行方不明となっています。

北海道木古内町新道の海岸で11日午前10時半ごろ、「妻が引き波にさらわれた」と消防に通報がありました。消防などが救助に向かい45歳の女性が心肺停止の状態で発見されましたが病院で死亡が確認されました。

警察によりますと女性は家族で砂浜を散歩していたところ波打ち際で子どもを波から引き離そうとしていた時に波にさらわれたと見られるということです。

■加藤諒也記者（小樽市銭函）：

「波消しブロックの近くでは現在懸命に捜索が行われています。波消しブロックには高い波が押し寄せています」

11日正午すぎ、小樽市銭函2丁目の海岸で「銭函海岸で人が溺れているようだ」と海上保安庁に通報がありました。行方不明となっているのは27歳のベトナム人男性で海保などが現場付近で捜索を行いましたが見つかっていません。

男性は海水浴場ではない場所で泳いでいて当時風速はおよそ2メートル波の高さは0・5メートルだったということです。

また、北海道せたな町の「ふとろ海水浴場」では男性が行方不明です。

男性は20代前半で友人と2人で泳いでいました。警察によりますと男性の友人は、午後6時頃から泳ぎ始め15分後くらいに男性が溺れていることに気付き、助けようとしましたが間に合わなかったと話しているということです。この海水浴場に監視員がいるのは午後4時まででした。