「いまだに帰りを待っている家族もいる」ボランティアの男性ら慰霊も兼ねた捜索に 知床沖観光船沈没事故

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おととし4月に発生した知床沖の観光船沈没事故で、いまも行方不明となっている6人の捜索を続けてきたボランティアの男性らが慰霊も兼ねた捜索に出発しました。

北海道・羅臼町の漁師・桜井憲二さんらは、13日から2泊3日の予定で徒歩で知床岬や半島西側の文吉湾周辺を周り捜索を行います。桜井さんらはおととしから9回にわたりボランティアで捜索を続け、2人の遺体や遺骨を発見しました。

桜井憲二さん）

「2年経ってますけれど、いまだに帰りを待っている家族もいますのでできる限りのことはしてあげたいと思っています」。

桜井さんらは捜索の傍ら、これまでに遺体が見つかった場所などで線香をあげて事故の犠牲者を慰霊するということです。