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まだ見るチャンスも!?「すごいことが起こってしまった」流星とオーロラの共演 奇跡的な確率

HTB北海道ニュース / 2024年8月13日 17時3分

(c)HTB

流星とオーロラの共演です。12日夜から13日未明にかけて「ペルセウス座流星群」がピークを迎えましたが、北海道の北部やオホーツクでは低緯度オーロラと同時に観測される奇跡が起こりました。

カーテンのようにゆらめく真っ赤な光。オホーツクの遠軽町で12日夜に撮影された低緯度オーロラです。こちらはなよろ市立天文台が撮影した動画。オーロラに飛び込んでいくのは流れ星です。流れ星が通った跡が煙のように見える「流星痕」という現象も確認されました。毎年この時期に見られる「ペルセウス座流星群」がピークを迎えた夜にオーロラの出現が重なるのは、奇跡的な確率だといいます。

なよろ市立天文台 村上恭彦・台長)

「ペルセウス座流星群は毎年起こることではありますが、低緯度オーロラはたまにしか観測されないので、12日観測できたときはすごいことが起こってしまった」。

天気に恵まれたオホーツクや北海道の北部では、ペルセウス座流星群特有の明るい流れ星と、赤やピンクの低緯度オーロラとのコラボ撮影に多くの人が成功。12日は午後10時頃に月が沈み、オーロラや流れ星が見えやすい条件だったということです。

天体観察グループ北海道の星空 藤森和久さん)

「びっくりしましたね、肉眼で見ても淡い姿が見えるんですが、刻々と変わっていくんですね、非常に幻想的で、感動、感激しました」。

札幌に住むアマチュア天文家の藤森和久さんは「ペルセウス座流星群」を観測するためオホーツクの湧別町まで出かけていました。

天体観察グループ北海道の星空 藤森和久さん

「もう、感激でしたオーロラを見ながらその中に、流れ星が入ってくるえーっと思いました。記憶に残る人生最大の観察だったんじゃないかと」。

藤森さんによると、多い時で1時間に50個ほどの流れ星が確認できたそうです。ペルセウス座流星群の今年のピークは過ぎてしまいましたが、低緯度オーロラはまだ見るチャンスがあるといいます。

なよろ市立天文台 村上恭彦・台長)

「太陽の活動は11年周期で、おとなしくなったり活発になったりするんですが、ピークは今年から来年にかけて。まだまだ、この1、2年は可能性がある」。

チャンスが続くという低緯度オーロラ、みなさんも夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。

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