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「今まで以上に踏ん張って...」7月に火事…店には大きな傷跡 営業再開への思い 名水うどん野々傘 京極町

HTB北海道ニュース / 2024年8月14日 16時17分

(c)HTB

7月、京極町の人気うどん店が火事になりました。店は営業できない状態ですが多くの温かな人の支えを受け、営業の再開へ進む店主の姿がありました。

野々田耕一郎さん)

「もうここまで燃えちゃうと全然ダメですね」。

野々田耕一郎さん(57)。大学職員から脱サラをして、2006年、京極町に「名水うどん野々傘」をオープンしました。こだわりのうどんは、オープン以来多くの人から愛されてきましたが、7月24日、店舗の裏にある、倉庫兼製麺工場が燃える火事が起きました。

野々田耕一郎さん)「パニックはありましたね。すごい焦って、もう家の鍵を閉めるのも、鍵がどこにあるかわからないとかっていう」

幸いこの火事によるけが人はいませんでしたが、小麦の在庫や、購入したばかりの冷蔵庫や製麺機など、麺を作るのに必要な備品や材料がすべて焼失。店舗側や厨房にも煙のすすが残り、店には大きな傷跡が今も残っています。

なんとか営業を再開させたい。野々田さんが8月7日から始めたのは、店への支援を募るクラウドファンディングです。すると開始からおよそ一週間で、目標金額の半分200万円を超える金額が集まりました。

店長)

「家族で来た思い出があったりとか、そういうことできっと協力してくださってる方が、寄付の裏側のハートにはあるのかなと思って。これは今まで以上に一杯一杯にちゃんとこだわらないと、やっぱりダメだなっていうのはすごく感じました」。

さらに他にも、サポートしてくれる人たちが。

常連客)

「いろいろお世話になってるので、こういうときくらい役に立てればと」。

前職時代の知り合い)

「一日でも早く再開できればいいな、綺麗になればいいなという思いです」。

Qやっぱりおいしいんですか、ここのうどん

「おいしいです」。

店の窮地を聞きつけ、集まった野々田さんの知人や店を愛する人たち。ボランティアで店の掃除などを手伝ってくれます。元々長く愛される老舗を目指していたという野々田さんですが、多くの支えを受け、営業再開への思いがさらに強くなったと言います。

野々田耕一郎さん)

「もうますますですね、1日も早く店をオープンして、今まで以上に、もっとお客さん、こういう寄付をしてくださるお客さんが本当にいるんだ、自分が認識してないかもしれないけど、そういうお客さんがいるんだから、もっとちゃんとしたっていうのはおかしいのかもしれんけど、今まで以上に踏ん張って頑張りたいなという部分はあります」。

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