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岸田総理 突然の事実上退陣に北海道の反応 ポスト岸田の行方は?自民党「政治とカネ」問題の今後は?

HTB北海道ニュース / 2024年8月14日 18時47分

(c)HTB

岸田総理大臣が来月の自民党総裁選に出馬しないことを表明しました。裏金問題で失った信頼を回復できないまま、およそ3年にわたる政権の座を降りることになりました。

岸田総理)

「自民党が変わることを示す最もわかりやすい最初の一歩は、私が身を引くことであります。わたしは来る総裁選には出馬しません」.

「岸田首相退陣の号外です」

事実上の退陣となる岸田総理の総裁選不出馬の決断。支持率の低迷が続いていた岸田内閣、先月のANN世論調査では支持率は20.2%でした。

北海道民)

「岸田首相になってから私的には政治に不信感がすごいあったので、交代してほしいなとはずっと思っていたので、今回退陣されるということで政治が変わるのかな」、「このタイミングに責任を取らなくても、もっと早い時期に責任を取らないと」、「裏金問題とか色々あって、リーダーとして責任を取るのは自分が関係ないかもしれないので可哀想な部分もあるかもしれないが、今まで国を引っ張ってくれたことには感謝している」。

先月、次世代半導体の製造を目指す千歳市内のラピダスの工場建設現場を視察した岸田総理。道内の半導体産業の集積に向けた取り組みを後押ししていた総理の退陣に、自民党道連の中村会長は。

自民党道連・中村裕之会長)

「思ってもみませんでしたね。お盆が明けてからいろんな動きが出てくると予想していましたから。政治不信を招いたという状況をみると、やはりトップが責任を取るということは一つの選択肢として評価をすべきだろうと思います」。

去年の末に発覚した自民党派閥の裏金問題では、安倍派の堀井学議員が2000万円を超える不記載が発覚したほか、自らの名前を書いた香典を秘書らに持参させた疑いで、強制捜査が入る事態にも発展しました。

そのほか、橋本聖子元オリパラ大臣が2000万円以上、和田義明衆議院議員はおよそ990万円の不記載が発覚しました。自らも22万円の不記載があった高橋はるみ参院議員は。

自民党・高橋はるみ参議院議員)

「こういうあってはならないこと、これを2度と起こさないような形で、我々一人一人自民党員が身を引き締めて改革に取り組んでいく。(私自身)しっかりまずは陳謝から入っております。そういう姿勢をこれからも続けていくということが重要だと思います」。

「政治とカネ」の問題の責任をとる形での退陣に野党からは

立憲民主党道連・逢坂誠二代表)

「この期におよんでこの時期の判断かよという感じです。判断するならもう少し早く判断すべきだったと思う。色々な不祥事。自衛隊のこととか裏金のこととか統一教会のこと。これがリセットされるわけではないと、多くの方に共有してもらいたい」。

自民党・東国幹衆議院議員)

「岸田総理、総裁はゆめゆめ(総裁選)再選など軽々しく口にすることではなくて、むしろ自由民主党の新しい扉を開く、その橋渡し役を担っていただきたいと思っているんです」。

6月、党内に先駆けて岸田総理に総裁選への不出馬を求めたこの議員は。

自民党・東国幹衆議院議員)

「まさにトップリーダーとしてのこの矜持を示したと思う。(新総裁は)まず第一に国民の信頼の回復。まずそれが冒頭に出てくると思う」。

今後焦点となるのは、ポスト岸田の行方です。石破茂元幹事長が出馬へ意欲を示しているほか、自身の出馬について「夏の間によく考える」としていた茂木幹事長、小泉進次郎元環境大臣などを推す声が出ています。

岸田総理大臣)

「しっかりとした総裁選挙をやってもらい、そして選ばれた総裁は今度こそオール自民党でドリームチームを作って、信頼回復に向けてしっかりと取り組んでもらいたいと思います」。

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