台風7号 16～17日にかけて関東などに接近するおそれ 空の便や新幹線に欠航や運休など道内にも影響も

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気象庁・立原秀一主任予報官）

「台風の接近に伴う心構えを一段高めてください」。

発達しながら北上を続ける台風7号。16日から17日にかけて関東や東北に接近するおそれがあり、大荒れとなる見込みです。影響は道内にも。

井口七海記者）

「空港の出発ロビーは多くの人で混雑しています。そんな中、明日の台風の影響で帰りの便が欠航になり、話を聞きに来る人など受付には多くの人が並んでいます」。

14日から始まったお盆休みのUターンラッシュですが、台風の影響で全日空と日本航空は羽田空港と成田空港を発着する多くの便が欠航。新千歳空港発着の便はすでに64便で欠航が決まっています。

東京から）

「あさって帰る予定でどうなるか分からなかったので話を聞いていました。最悪延泊してもいいんですけどお盆休みなので」。

栃木から）

「月曜日から仕事で帰らないとまずい。運が悪かったかなという感じ」。

影響は空の便だけではなく新幹線でも…

前田愛奈記者）

「新函館北斗駅には東京行きの新幹線が到着しています。東京方面へ向かう人からはすでに台風7号への不安の声が聞こえています」。

JR東日本は台風の影響で16日に東北新幹線の一部の列車を計画運休すると発表しました。このため北海道新幹線にも遅れや運休が発生する見込みです。

栃木から）

「予定より早めに帰ろうと思ってきました。元々フェリーで帰る予定だったんですけど、欠航しちゃって新幹線で帰ることにした」。

東京から）

「仕事があるので僕だけ（東京に）帰って、みんなは予定通り青森に泊まって飛行機が飛ぶのを待つ感じです」。

お盆休みを直撃する台風。多くの観光客が宿泊する札幌市内のホテルでも予定より早くチェックアウトする人や延泊を決めた人がいるといいます。

札幌ビューホテル大通公園・松本誠司マネージャー）

「明日の便ですけど、今日チェックアウトされて新幹線をご利用いただくお客様もいますし、事前に早い段階で延泊されて、月曜日以降帰られるお客様も増えてます」。

空の便の欠航や運休などはさらに増える可能性があり、航空各社はホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。