目撃者が追跡し自宅割り出す 函館新聞40歳報道記者が“盗撮”で逮捕「性的欲求を満たすため」

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住宅の隙間から他人の家をのぞき込み下着姿の女性を盗撮したとして函館新聞社の記者の男が逮捕されました。

性的姿態等撮影の疑いで逮捕されたのは函館新聞社の報道記者で函館市に住む小林省悟容疑者40歳です。

小林容疑者は16日午後9時30分ごろ、函館市の住宅と住宅の間にある隙間に入り家の中で下着姿でいた10代の女性を窓から覗き込みスマートフォンで動画を撮影した疑いが持たれています。

警察によりますと小林容疑者が覗き込んでいるところを見つけた人が「他人の家をのぞいている人がいる」と警察に通報しました。

小林容疑者は発見されたときその場から逃げ出しましたがこの目撃者が小林容疑者を追跡し自宅を割り出したため逮捕につながりました。

当初は容疑を否認していましたが任意同行中に容疑を認めました。

小林容疑者は警察の調べに対し「自分の性的欲求を満たすために撮影した」などと供述しているということです。

小林容疑者と被害女性に面識はなく警察は余罪も含めて調べを進めています。

報道部の記者が逮捕されたことを受けて函館新聞社の小笠原金哉社長は「報道に携わる職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、重く受け止めるとともに被害に遭われた方や関係者読者の皆さまに深くおわび申し上げます。

事実関係を確認し、厳正に対処してまいります」とコメントしています。