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新米でるまで「必要な分だけに…」店頭から米が消えた…品薄価格高騰で“令和の米騒動”北海道でも

HTB北海道ニュース / 2024年8月20日 17時17分

(c)HTB

各地で相次ぐコメ不足。価格も高騰し「令和の米騒動」とも言われています。この事態、一体いつまで続くのでしょうか。

札幌の北海道大学の近くにある「定食屋六宝亭」。

森唯菜アナウンサー:「こちらのお店では、定食の大盛ご飯が人気なのですが、いまお米の品薄による価格高騰で苦境に立たされています」。

定食屋六宝亭 秋山康司さん:「仕方がない。諦めのところがちょっと強いかなって」。

毎日20キロもの道産米を使うというこちらの店。定食のご飯はプラス300円で3合分の「てんこ盛り」にすることができ、お腹を減らした学生たちに人気です。

客)

「安くて量が多いし、めっちゃうまいです」。

店ではコメの仕入れ値が2カ月ほど前から一気に上がり、去年の同じ時期と比べて10キロでおよそ300円高くなっているといいます。それでも今は値上げはせずに耐えているそうです。

定食屋六宝亭 秋山康司さん)

「苦しいけど、若い方もお客さんも苦しいだろうから。みんなそれぞれ我慢してるというか。お客さん減るのも嫌だし」。

Qお店の方で値上げは考えている?

定食屋六宝亭 秋山康司さん)

「これ以上値段が上がるんだったら考えていきます」。

農林水産省によりますと、先月のコメの平均卸売価格は60キロあたり1万5626円。去年の同じ月と比べると1800円近く上がっています。海外からの観光客の増加などで需要が伸びている一方、去年の猛暑の影響でコメの流通量が減少しているのです。

こちらは札幌市内のスーパーで18日に撮影されたコメ売り場の写真。棚はスカスカです。市内の別のスーパーでは…

森唯菜アナウンサー)

「お米コーナーにはたくさんの商品が並んでいるように見えますが、在庫はここにあるもののみだということです」。

買い物客)

「他のスーパーにコメがなくて、ここにあったから買おうかな」

買い物客)

「(最近は)あんまり遅い時間に来ると、(コメが)ないです」

こちらの店では、コメが足りなくなっても追加で発注ができない状況だといいます。

キテネ食品館 中塚誠代表)

「どんどん問屋さんの在庫が減ってくるので、去年10月ぐらい新米が出てきた時から比べると、ななつぼしの5キロでいうと600円ぐらい税抜きで上がっている」。

ただ、コメの品薄と価格高騰は来月以降、新米が出回ると落ち着くとみられていて、スーパーでは買いだめを控えるよう呼びかけています。

キテネ食品館 中塚誠代表)

「新米にまでゼロになりますよということはないので、本当に必要な分を必要なだけ買っていただきたいのは正直なところですね」

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