札幌・大通地区の再開発ビルに「パークハイアット」

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札幌・大通地区に建設が計画されている再開発ビルに、世界的高級ホテルの「パークハイアット」が入ることが発表されました。

須藤有基記者：「こちら大通公園の目の前、駅前通りに面した区画に、新たに高級ホテルが誕生します」

大通西4丁目にある道銀ビルと新大通ビルを建て替える再開発。新たなビルの高層階には国際水準のホテルが入るとされていました。ついにそのホテルブランドが発表されました。それは「パークハイアット」。世界78ヵ国で1350軒以上のホテルを運営するハイアットグループの中でも、「パーク」シリーズは、最上級。

国内の「パークハイアット」は東京、京都、ニセコに次ぎ4軒目となります。

「主要都市の中で、今後の札幌のポテンシャルが高い地域と確信している。

札幌北海道は最も魅力的な観光エリアと思います。ますます高まっていくし、貢献していきたいと思います。」

札幌で開業するパークハイアットは157の客室を備え、宿泊客以外も利用できるレストランやスパ、プールなどもできる予定です。

「札幌で、ラグジュアリーをさらなる高みを目指していきたい」。

長年、富裕層向けのホテル不足が課題となっていた札幌。中心部で再開発が進み、高級ホテルが集まることになります。

須藤有基記者「あちら大通公園に面した高級ホテルができる一角からススキノ方面に来たこちらのピヴォの跡地にもホテルが入る予定です」

建設されるのは、地上19階建てのビル。10階から18階には海外からの観光客をターゲットに北海道初進出のラグジュアリーブティックホテル「TRUNK」が入ります。

札幌駅に隣接する中央区北5条西1丁目地区には2030年度に新たなビルが完成する予定です。このビルには、世界最大のホテルチェーン、マリオット・インターナショナルが手がけるホテルが。

中島公園近くの新ビルも全貌が見えてきました。14階建ての複合施設、「ライラックスクエア」。9階から14階に高級ホテル「インターコンチネンタル札幌」が入り、来年10月にオープンする予定です。

札幌市長「札幌がさらなる国際都市に発展していく。世界中の人に愛される札幌になる。」

札幌中心部で続々と明らかになる高級ホテルの建設計画。街の姿が変わりつつあります。