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旧ソ連軍の攻撃で沈没「三船遭難事件」いまも海底に眠る船をソナーで探索へ 北海道・留萌沖

HTB北海道ニュース / 2024年8月20日 18時19分

(c)HTB

1945年8月、留萌周辺の沖合で3隻の船が旧ソ連軍の攻撃を受けて、沈没・大破した「三船遭難事件」。いまも海底に沈む船の調査が始まりました。

留萌市で市民らが参加して平和祈念式典が行われました。「三船遭難事件」は終戦から1週間後の1945年8月22日に留萌沖で3隻の船が旧ソ連軍の潜水艦から攻撃を受けて沈没・大破したものです。

攻撃を受けたのは小笠原丸・第2号新興丸・泰東丸の3隻です。船に乗っていたのはほとんどが終戦後にサハリンから引き揚げてきた民間人でした。犠牲者は、3隻合わせて1708人と言われていますが正確にはわかっていません。

廣瀬美羽記者)

「攻撃を受けた3隻の船の内、2隻はこの留萌周辺の沖合に今も沈んだままとなっています」。

ラ・プロンジェ深海工学会 浦 環さん)

「沈没船の泰東丸、小笠原丸を調査します」

海中観測などを行っている東京大学の浦環名誉教授らの研究チームが沈没した2隻の船の調査に出発しました。沈没船がある海底に音波を発して、その跳ね返りから船の状態や周辺の地形を調べています。

今回の調査で、海底での2隻の状態を把握したいということです。

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