全国に比べ「横断歩道で車が一時停止しない」北海道…警察が全道一斉の取り締まりを実施

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横断歩道上で歩行者がはねられる事故が後を絶ちません。こうした中、北海道警察は22日、歩行者の横断を妨げる車両に対する取り締まりを全道一斉に行っています。

JR札幌駅南口そばの交差点では午前9時半ごろから警察官が立ち、信号無視をするなどして歩行者の横断を妨げるような車両がいないか取り締まりました。JAFによりますと信号機のない横断歩道で車が一時停止する割合は道内では29％と、全国平均の45.1％よりも低くなっています。

道内では今月13日にも小樽市で、信号機がある横断歩道を渡っていた80代の女性が乗用車にはねられ死亡するなど、横断歩道上での事故が相次いでいます。

これを受け、道警は先月から「ハンドサインでストップ運動」と題して歩行者が手を挙げたり、運転手も手を差し出して道を譲るなどお互いの意思を手で示しあって事故を減らそうと呼びかけています。

■中央警察署川野秀志交通一課長：

「歩行者もしっかりと車の通行などを確認してもらって渡るということもそうですが運転手も／歩行者がいないか危険がないかということを考えながら注意して運転してもらいたいと思います。」