親子とみられるクマ3頭が住宅の防犯カメラに… 周辺で目撃相次ぐクマと同じ個体か 札幌市・西区

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22日夜、札幌市西区で親子とみられるクマ3頭を住宅の防犯カメラがとらえました。周辺で目撃が相次ぐクマと同じ個体と見られています。

のっそり、道路を歩く3頭のクマ。

22日午後9時半ごろ札幌市西区山の手にある住宅の防犯カメラの映像です。

本間壮惟記者）

「親子とみられるクマ3頭はこの道をまっすぐ進み、奥の山へ入っていったということです」。

市は防犯カメラの映像を確認した住人から通報をうけ、23日午後3時ごろ現場周辺の調査を行いました。道路わきの山林で、クマの痕跡が確認されたということです。

札幌市環境局 環境都市推進部 藤田 将係長）

「フキの食痕、ヒグマのものと思われるものが見つかった。反対側の山側の方でガサガサという音がしたので、クマの可能性も否定できないということで調査を中止した」。

この3頭のクマは親子とみられています。

近くの三角山周辺でもクマの目撃が相次いでいて、先月24日から登山道が閉鎖されています。

市は今回のクマがこれまでの目撃と同じクマの可能性もあるとみています。