会場は熱気 巨大なあんどんがぶつかり合う「喧嘩あんどん」 北海道・沼田町「夜高あんどん祭り」はじまる

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こちらも、熱気に包まれています。北海道・沼田町で、あんどんのぶつかり合いが名物の「夜高あんどん祭り」が始まりました。会場には永山さんがいます。

永山友菜記者）

沼田町の中心部、車は通行止めで法被を着た町の皆さんが「よいやさー」という威勢のいい掛け声とともに踊っています。会場はすでに凄い熱気に包まれています。

私が来ているのは、沼田町で毎年行われている「夜高あんどん祭り」です。五穀豊穣や商売繁盛を願い行われるこのお祭りは毎年多くの人が訪れ、去年は2日間でおよそ6万5000人の人が訪れたということです。夜高あんどん祭りといえば、巨大なあんどんがぶつかり合う道内唯一の「喧嘩あんどん」が有名です。

あんどんは小さなものから大きなものまで合わせて7基あります。大きなもので高さ7メートル、長さ12メートル、重さは5トンにもなるということです。

これらのあんどんは商工会や自衛隊、地元のこども園など町の皆さんがこの日のためにおよそ100日間かけて作成していて、まさに町が一つになるお祭りなんです。また、6000枚もの和紙の上に彩られた模様がこの後ライトアップされ、さらに鮮やかに華やかになったあんどんを見られるのがとっても楽しみです。

1時間ほど前から雨が降ったりやんだりを繰り返していまして、先ほどもかなり強い風が吹きつける瞬間もありました。天候が心配されているため、23日はビニールであんどんを覆った形での開催になります。このまま天気が持てば午後6時半すぎから順番にあかりが灯され、午後8時ごろから名物の「喧嘩あんどん」が始まります。夜高あんどん祭りは24日も行われます。